カリキュラムの特色
中高等部の構想
ぐんま国際アカデミーでは、12年一貫の教育を通して、日々変化を遂げる国際社会の中でリーダーとして必要な能力と知識を備えた国際人の育成を目指しています。
中等部では初等部で培った学力をベースに、高等教育のしっかりした基礎作りを行います。初等部で多くの具体的活動、経験をしているので、抽象的、学問的な学習内容も英語でスムーズに身につきます。
高等部では、生徒一人一人の興味、関心、適性に基づき、自己の可能性を発揮できる分野を見出し、学習を深めていきます。
バイリンガル、マルチカルチャーからなる環境の中で、英語を媒介として物事を客観的に捉え、思考し、判断する力を養い、人種、国籍、世界観の違いにとらわれない真の国際人への成長の手助けをします。
中等部・高等部 6年間の構想図
中等部・高等部 授業と進路
教育課程(中等部) Curriculum (J.H.)
教科等 | 年間授業時間 | 〔週〕 Yearly Classes〔Week〕 | 総授業時間数 | 言語区分 | |
Subject | 7年 Gr.7 | 8年 Gr.8 | 9年 Gr.9 | Total | Language |
国語 | 140 | 140 | 140 | 420 | 日本語 |
Japanese | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | Japanese | |
社会 | 140 | 140 | 140 | 420 | 日本語と英語 |
Social Studies | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | Japanese and English | |
数学 | 158 | 158 | 158 | 473 | 日本語と英語 |
Mathematics | 〔4.5〕 | 〔4.5〕 | 〔4.5〕 | Japanese and English | |
理科 | 140 | 140 | 140 | 420 | 日本語と英語 |
Science | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | Japanese and English | |
音楽 | 70 | 70 | 70 | 210 | 英語 |
Music | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | English | |
美術 | 53 | 53 | 53 | 158 | 英語 |
Fine Art | 〔1.5〕 | 〔1.5〕 | 〔1.5〕 | English | |
保健体育 | 105 | 105 | 105 | 315 | 英語 |
Health and PE | 〔3.0〕 | 〔3.0〕 | 〔3.0〕 | English | |
技術・家庭 | 70 | 70 | 70 | 210 | 日本語 |
Tech. & HomeEc. | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | Japanese | |
英語 | 140 | 140 | 140 | 420 | 英語 |
English | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | 〔4.0〕 | English | |
道徳 | 35 | 35 | 35 | 105 | 日本語 |
Morals | 〔1.0〕 | 〔1.0〕 | 〔1.0〕 | Japanese | |
特別活動(学活) | 35 | 35 | 35 | 105 | 英語 |
Homeroom | 〔1.0〕 | 〔1.0〕 | 〔1.0〕 | English | |
総合 | 70 | 70 | 70 | 210 | 英語 |
Integrated Studies | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | 〔2.0〕 | English | |
合計 | 1,155 | 1,155 | 1,155 | 3,465 | |
TOTAL | 〔33〕 | 〔33〕 | 〔33〕 | 〔99〕 |
*〔 〕内の数字は、1週間あたりの授業時間数。1年間=35週で計算。
教育課程(高等部) Curriculum (S.H.)
高等部教育課程は、PDFに詳細を記載しています。
お手数ですが、PDFファイルをご覧ください。
PDFがご覧になれない場合は、Adobe Reader をご利用ください。
中等部の授業
数学、理科、社会は、授業の半分が英語で行われ、英語による授業の割合は、50%程度です。
国語、社会、数学、理科、英語は、高等部での学習のしっかりした基盤づくりをします。さらに、総合的な学習の時間を充実させ、調査、まとめ、発表、ディベート等の活動を通してクリティカル・シンキング[論理的・分析的な思考能力(批判的思考)]、表現力、コミュニケーション力等を高めていきます。
高等部の授業
【IBコース】高等部の授業
本校は国際バカロレアのディプロマプログラムを平成24年度から実施しており、国語以外は全て英語で授業を行います。世界中の高校生と同じ内容を英語で学習します。
また海外の大学進学に関して知識が豊富で、生徒をサポートできるガイダンスカウンセラー(進学指導員)を配置し、生徒のニーズにきめ細かく対応します。
【IBコース】大学
生徒の卒業後の進路は国内外と多岐に渡っていますが、多くの生徒はIBコースで培った英語力や思考力を活かして、AO推薦入試を利用して国内の大学に進学しており、海外大学進学の生徒は概ね学年の1割程度です。海外にはレベル・種類を含め様々な大学があり、幅広い学力や希望分野を持つ生徒の受け皿となっていますが、GKAの生徒に関しては学力的に高レベルの大学や専門性の高い大学を狙えるだけの学力・英語力を在学中につけたいと考えています。
IBディプロマ・プログラム
2011年10月20日、ぐんま国際アカデミーはIBワールドスクールに正式に認定され2012年4月にIBディプロマ・プログラムを開始しました。2016年には5年目の評価訪問を無事に終了しました。生徒の異文化理解とクリティカルシンキングの育成に重点を置いたディプロマ・プログラムは、幅広い分野を学習する2年間のコースです。日本全国の大学のAO入試対策や海外の大学の入試へ対応しています。
GKAのIBプログラムでは以下に重点を置いています:
- 問題解決能力に重点を置き、自分自身の意見を発展させることによりクリティカルシンキングを養う
- 生徒自らが選択した調査・研究を進めていくことで自主管理能力を養う
- 学習内容を自ら選ぶことで探求心を養う
- 創造性・活動・奉仕のプログラムの中で複数の教科や部活動を経験し、幅広い視野を持つ生徒を育てる
- 英語・日本語ともに様々な方法で課題を作成、発表することでコミュニケーション能力を培う
IBディプロマ・プログラムを受ける生徒はそのうちの3教科を上級レベルから、残りの3教科を標準レベルから選択します。本校では人文、科学どちらかのコースを選びます。コースは以下の通りです。
レベル | 人文 | 科学 | レベル |
---|---|---|---|
上級レベル | グループ1 – 国語A(文学)/ 国語B | グループ4 – 生物 / 物理 | 上級レベル |
グループ2 – 英語B / 英語A(言語と文学) |
グループ4 – 科学 |
||
グループ3 – 歴史/地理 | グループ5 – 数学 | ||
標準レベル | グループ4 – 生物 / 物理 | グループ1 – 国語A(言語と文学) | 標準レベル |
グループ5 – 数学 / 数学的思考 | グループ3 – 歴史/地理 | ||
グループ6 – 音楽 / 視覚芸術 | グループ2 – 英語A / 英語B |
上記教科の他に以下3つの中核カリキュラムを履修します。
- 知識の理論(TOK) – 知識の複雑性に関する学習
- 課題論文(EE) – 生徒自ら選択した課題を独自に研究し4000語程度の論文を作成
- 創造性・活動・奉仕(CAS) – 様々な課外活動を通して、創造性や積極性また他者の為に働ける人間性を養う
IB ディプロマのスコア:
- 各教科学内及び外部試験官による1-7段階の評価
- フルディプロマを取得するためには45点中最低24点取得することが求められ、標準レベルの教科は最低9点、上級レベルの教科では最低12点取得している必要がある。
IBに関する質問とその回答
質問項目は次の通りです。回答はお手数ですがPDFをご覧ください。
- IB Diploma Programmeとは?
- GKAにおいて提供されるIBプログラムとは?
- Extended Essayとは何ですか?
- Theory of Knowledgeとは何ですか?
- CASとは?
- CAS活動の成果とはどの様なものですか?
- どの様にIBディプロマ プログラムの生徒は評価されますか?
- IBディプロマ プログラムへ進むべき理由は何でしょうか?
- IBディプロマ プログラムはどこで認知されていますか?
- 国内大学のIBディプロマの認知度は?
- IBにおいて締め切りや期日は、厳格ですか?
- いつ生徒や進学先の大学は、成績及びIB DPの結果を知ることができますか?
- わたしの息子/娘が大学に入学できますか?
- どのようにして先生からの推薦状を得られますか?
- 生徒は選択教科のレベルを上級から標準レベルへ、或いはその逆に変更することはできますか?
- 11年生と12年生の夏休みはどうなりますか?
- グループ4科目の多項選択式の回答用紙に間違った答えを記入してしまった場合にペナルティがありますか?間違いは未解答の空欄と同じ点数となりますか?
- 生徒は時折実際の作業をグループで行う場合があります。グループ内の生徒が同じ作品をつくることは許容されますか?あるいは明らかに異なる作品を提出する必要がありますか?
TOEIC、TOEFL
TOEFLの紹介:About TOEFL
TOEFL(Test Of English as a Foreign Language)テストは世界中で受験されている、英語運用能力テストです。アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのほぼ全ての大学をはじめとした、130か国9,000以上の機関が、TOEFLテストスコアを英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として利用しています。
TOEFL ITP:Institutional Test Program
団体特別受験制度です。公式認定証は発行されませんが、スコアは推薦入試・AO入試で使用できる場合があります。公開会場テストと高い相関があります。677点満点
TOEFL ibt:Internet-based Test
決められたテスト会場でのみ受験できる公式なテストです。一人1台のコンピュータが割り当てられ、マイクを通してスピーキングの測定も行われます。120点満点
GKAでTOEFL ITPを受験する理由:Why sit TOEFL ITP at GKA?
英語を母語としない人々向けに、大学での授業、キャンパスや教室でのコミュニケーションに必要な技能を測定するもので、海外の大学や国内の英語で授業が行われる大学を目指す生徒の多いGKAの生徒にとって、ふさわしいテストと考えられます。
TOEICとの違い:How does it differ from TOEIC?
TOEIC(Test Of English for International Communication)は、身近な内容からビジネスまで幅広くどれだけ英語でコミュニケーションできるかを測定するテストです。大学でのコミュニケーションを想定しているものではありません。990点満点